概要
テストの検証機能により、ユニットテストの一貫で、テストケース実行に対するカバレッジが、関数・メソッド、モジュール・クラス、コンポーネント・システムなど様々なレベルで評価されます。テストの検証機能には、テストケースを考察し計画する為のドキュメントやカラーグラフが提供され、関数コールカバレッジレベルから、MC/DC(modified condition/ decision coverage)カバレッジまで、それらの達成を支援します。
テストの検証機能は、既存のテストや、別に用意されたテスト(LDRAのユニットテスト機能で生成されたテスト以外のもの)のカバレッジ解析にも利用されます。これらのテストはLDRA Testbed を用いて、シミュレータ環境、他のホスト、ターゲットHWなどあらゆる環境上で行われます。
LDRAの“Zero Defect Software Development methodology”の一貫としてテストの検証機能は、実行可能なカバレッジ、テストケースで実行された実行可能パスの比率も提供しています。
機能
カバレッジメトリクス
LDRA Testbedは、以下の業界標準カバレッジメトリクス(尺度)をサポートしています:
- ステイトメント
- ブランチ/デシジョン
- プロシジャー/関数コール
また、フィジビリティメトリクスとして、動的実行に対する可能性の尺度もサポートしています。
TBsafe オプションにより、以下のレベルが追加されます。
- ブランチデシジョンコンディション
- ブランチコンディションコンビネーション
- MC/DCカバレッジ(DO-178BレベルA)
- 動的データフロー
テスト計画
テスト検証機能は、2種のテストケース計画レポートを提供します:
- フィジビリティテストケースプランナー - 分岐を実行するのに必要なロジック条件と共に、網羅されていない実行可能パス(LCSAJと呼ばれる)内の分岐点と関連するソースコードを表す。
- MC/DCテストケースプランナー - DO-178BレベルAのMC/DCカバレッジを達成するのに必要な詳細を表す。
LDRAツールは、システムの視覚化を可能にします:
- コールグラフは、プロシジャ/関数へ掘り下げて、グラフィカルにプロシジャ/関数コールカバレッジを表示します。動的コールグラフにより、テストのカバレッジが視覚化されます。
- フローグラフは、ステイトメントやブランチカバレッジをグラフィカルに表示し、分岐条件は注釈機能で表示されます。
レポート
関数単位またはファイル単位で、カバレッジのパス/フェイルのレベルを定義することができます。カバレッジ解析結果に含まれる詳細情報は、
- 注釈付きソースコードリスト
- システム概要レポート
- 以下の単位で、カバレッジメトリクスは供給される:
- 関数
- ファイル
- システム
データセット/プロファイル解析
データセット解析は、2つの方法で使用されます。1つは、どのデータセットが実際にソースコードの各行、または一連の行を実行したかの情報を得ること。これは、リグレッションテストにとって重要な情報です。
2つ目の用途は、コードのどの行が、どのテストデータセットにより実行されたかを見つけることです。これは、ドキュメント化、または特定のコード行を如何に実行するかのひらめきを得るのに使用されます。
プロファイル解析
プロファイル解析は、最大のカバレッジを得るための、最小限のテストデータセットを調達します。この最小セットは、リグレッションテストの効率を高め、時間とコストが削減されます。
利点
- コード検証プロセスの進捗を測定し管理し、残りの検証作業を判断する
- コードの信頼性や堅牢性に対する確信を高める
- 不完全にテストされたソフトウェアを直ちに特定
- リグレッションテストのコストを削減
- コード効率の向上
- 高度の基準に対するテスト
- 結果: リソース削減、更なる製品品質の向上、そして製品化に要する時間を短縮
効果
主な成果は、テストの有効性をステートメント、ブランチ、パスカバレッジレベルで測定できること。
|